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晩のおかず、結局…

グチの相手はおなかの病気で先日入退院したばかりの花子さん 似たタイプのお嬢さん(21)がおられる
まだ自宅で養生されている大事な時期にこんなくだらない相談を…とも思わないでもなかったけれど

担々麺でなかったから作らなかったのかね アスペっ子と根比べして勝てるわけない 
親が折れて作ってあげれば親子関係はホンワカするかもしれない ウチだったら私が作るかなあ
でないと、お母さん私の気持ちが分かってくれないという記憶だけ残るかもしれない
例えば自分が何かをやりたくない気持ちになったとき、助けてもらった記憶があれば
逆の立場になったとき、助けてあげようという気持ちになるかもしれないよ
思考回路を知りたいよね 話してほしいよね けど話してくれないのよね などなど……

1行10文字のライン 何メートルのやりとりになったことか
ベランダでヤケハイボールを飲みながら、愚痴ラインを何通もやりとりし、ご意見を聴かせてもらううち
少しずつ気はまぎれていったものの、ハラは減るばかり、時々部屋の中の様子をうかがっていたら
ムスメも空腹のはずなのにやせ我慢しスマホをいじりながら寝てしまいました
その後、先に寝ようとしたところ、十時をだいぶすぎて「ハラヘッタ」と起きてきたので
何も言わず、何事もなかったよう淡々と担々麺じゃないキッチンに放置していたつけ麺を用意してやると
彼女もケロリと何事もなかったようにパクパク完食したのでありました
将来、このときの心理状態はどうだったのか本音のところをぜひ聞いてみたいとは思いますが
過去の経験では後で「あの時どうだった」と聞いてもたいてい「知らん」とか「忘れた」としか言わないので

花子さ~ん その節は長々とおつきあいいただいてありがとう 懲りずにまたよろしくお願いします
<日本時間2017年9月29日(金)No.1195> ~タンタンメン いつかみつけて つくってね~
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ぴろこ

Author:ぴろこ
1960年福岡県生まれ。自閉症スペクトラム障害と診断された娘(26)はスープの冷めない距離へお引っ越し、残る相棒は二代目やんちゃ猫。「見えなかった発達障害 ちょっとずつ前に進んだハハとコの記」(新日本出版社)「ドメスティック・バイオレンス 女性150人の証言」(明石書店共著)

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